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純国産ガスタービンの開発 川崎重工が挑んだ産業用ガスタービン事業の軌跡

新訂版

出版社名 三樹書房
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-89522-647-9
4-89522-647-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 628P 20cm
シリーズ名 純国産ガスタービンの開発

商品内容

要旨

日本のモノ作りを支え、発電と排熱エネルギーの再利用が同時にできるコージェネレーションシステムという世界に貢献する製品を生み出した川崎重工の技術者たちの足跡を、陣頭指揮を執った著者が詳細に記録したドキュメント。

目次

第1部 開発編(産業用ガスタービンの発達
川崎重工業における純国産ガスタービン開発に至るまでの経緯 ほか)
第2部 故障編(販売開始当初の故障
護衛艦搭載主発電機駆動用ガスタービンの故障 ほか)
第3部 ガスタービン事業の誕生編(営業に関して
ガスタービン事業の誕生)
第4部 終編(オートバイ開発の経験
開発技術者の心構えと使命 ほか)

著者紹介

大槻 幸雄 (オオツキ ユキオ)  
昭和5年京都府生まれ。昭和24年旧制第五高等学校一年修了。昭和30年京都大学工学部機械工学科大学院修士一年修了。同年、川崎航空機工業(株)入社。昭和31年日本ジェットエンジン(株)へ出向。昭和37年同社単車事業部設計部にて、カワサキ500ccマッハ3、900cc ZI、1300cc6気筒シャフトドライブKZ1300などの設計開発に携わる。昭和40年には同社初代のグランプリ・オートバイレースの監督を兼任。昭和41年フンボルト財団留学生としてドイツ・アーヘン工科大学ジェットエンジン研究所へ留学。その後、昭和46年川崎重工業(株)単車事業部設計部長兼ジェットエンジン事業部長付として純国産ガスタービンの設計開発に従事し、300馬力級研究用純国産ガスタービンの開発に成功。昭和53年京都大学工学博士号取得。昭和56年ジェットエンジン事業部産業ガスタービン統括部長、昭和59年ジェットエンジン事業部副事業部長、平成2年汎用ガスタービン事業部長、昭和59年ジェットエンジン事業部副事業部長、平成2年汎用ガスタービン事業部長、平成7年航空宇宙事業本部副本部長、常務取締役を歴任。現在、川崎重工業(株)社友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)