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近現代の女性史を考える 戦争・家族・売買春

出版社名 ドメス出版
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-8107-0820-2
4-8107-0820-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 301P 21cm

商品内容

要旨

女性たちの苦難の歴史を浮かび上がらせ、明日につなぐ。戦争―どんな美名をもってしても「いのちとくらし」を破壊するもの。家族―夫婦同姓の強制は憲法にも違反することを歴史的に跡づける。売買春―歴史の背後に埋もれてきた女たちの苦しみ。

目次

第1章 戦争と女性(戦争と女の日常生活―一九三七〜一九四五年
戦時下の人口政策―人的資源・健民健兵
軍事援護制度と出征者家族・戦没者遺族の生活
福島四郎の戦争観
戦争と女性―ジェンダーの視点から)
第2章 家族(女性の地位と氏名の変遷
明治民法制定までの妻の氏
近代日本における老人の扶養と介護
保育園がほしい―働く母と子の幸せを願って
今すぐ子どもに生ワクを―小児マヒとたたかった母親たち)
第3章 売買春(近代日本の公娼制と買春―東京地域を中心に
川崎遊廓の女たち
女性の地位の転落と売買春)

著者紹介

折井 美耶子 (オリイ ミヤコ)  
1935年東京都生まれ。女性史研究者。社会教育などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)