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新・犯罪論 「犯罪減少社会」でこれからすべきこと

出版社名 現代人文社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-87798-617-9
4-87798-617-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 178P 19cm

商品内容

目次

犯罪統計は誤解されている(犯罪統計の読み方
警察統計は警察の通信簿 ほか)
エビデンスとグランドセオリーなき政策の弊害(体感治安の意味
「割れ窓理論」の限界 ほか)
厳罰化しない犯罪対策の行方(「縦割り」刑事司法の弊害
コストをかけるべきは刑務所よりも福祉 ほか)
日本の罪と罰をめぐって何をどう変えるか(メディアをどう変えるか
司法の実務家をどう変えるか ほか)

おすすめコメント

犯罪は増えてもいないし、凶悪化してもいない。しかし、なくなってもいない。感情的に厳罰化を叫んでも仕方がない。必要なのは冷静なデータ分析と有効な施策だ。そして、犯罪を犯さなくてもすむ社会であること。犯罪統計の読み方、メディアリテラシーなど、気鋭の犯罪学者と若手の論客が語る、目からうろこの「犯罪論」。

著者紹介

荻上 チキ (オギウエ チキ)  
1981年兵庫県生。政治経済、社会問題から文化現象まで、幅広く取材・論評するかたわら、編集、メディアプロデュースなどの活動も行う。電子マガジン「シノドス」編集長。TBSラジオ「荻上チキ・Session‐22」パーソナリティ
浜井 浩一 (ハマイ コウイチ)  
1960年愛知県生。龍谷大学大学院法務研究科教授。専門は、刑事政策、犯罪学、統計学、犯罪心理。法務省出身。矯正施設、保護観察所のほか法務総合研究所研究官、国連犯罪司法研究所研究員等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)