樺太〈サハリン〉が宝の島と呼ばれていたころ 海を渡った出稼ぎ日本人
SQ選書 08
出版社名 | 社会評論社 |
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出版年月 | 2015年11月 |
ISBNコード |
978-4-7845-1544-8
(4-7845-1544-5) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 255P 19cm |
商品内容
要旨 |
現在のロシアによって開発が進められているサハリンは、かつて日露戦争後、北緯50度以南が日本の領土「樺太」になった。「宝の島」とも「夢の島」とも呼ばれ、日本の財閥系企業が中心になって開発をすすめた樺太。北海道や東北の貧農や失業者が仕事を求めるなか、漁業や林業への出稼ぎが最も多かった。また、日韓併合以後に強制連行された朝鮮人も多く樺太に渡ったが、大半は炭鉱で働かされた。しかし、そうした人びとについての資料や記録は現在ほとんど残されていない。海を渡り極寒の地で生きた出稼ぎ日本人18人への聞き書きを通じ、近代日本の民衆史を掘り起こす。 |
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目次 |
「宝の島」樺太(サハリン)の歴史 |