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無名な書き手のエクリチュール 3.11後の視点から

出版社名 朝日出版社
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-255-00898-1
4-255-00898-1
税込価格 1,222円
頁数・縦 126P 26cm

商品内容

目次

1 災禍を伝える声(沈黙の詩、俳句―東日本大震災を詠む
名もなき書き手たちによる3.11の詩歌
´Ecrire jusqu’au fond de l’inconnu(les manuscrits d’Auschwitz)
未知の奥底で書く―アウシュヴィッツに残された手記
被爆体験の“存在”と“時間”―長田新編『原爆の子』と土田ヒロミ『ヒロシマ1945‐1979』をめぐって
震災の経験を記録に残す女性の活動―阪神・淡路大震災以前の記録を中心に)
2 無名性…創造性…(映画『授業料』の受容―児童映画から「小国民」の物語へ
無名への回帰―1920年代のアンドレ・ブルトンの創作観
19世紀にアメリカ女性が書いたこと―料理のレシピをめぐる考察を中心に
模倣から創作へ―フランス17世紀の修辞学教師リシュスルスによる剽窃の方法)

出版社・メーカーコメント

沈黙の詩,俳句 照井翠著. 名もなき書き手たちによる3.11の詩歌 中里まき子著. 未知の奥底で書く エリック・ブノワ著 中里まき子訳. 被爆体験の〈存在〉と〈時間〉 福島勲著. 震災の経験を記録に残す女性の活動 堀久美著. 映画『授業料』の受容 梁仁實著. 無名への回帰 長谷川晶子著. 19世紀にアメリカ女性が書いたこと 秋田淳子著. 模倣から創作へ 千川哲生著フランス語抄訳付

著者紹介

中里 まき子 (ナカザト マキコ)  
岩手大学人文社会科学部准教授。文学博士(トゥールーズ第2大学)。現代フランス文学が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)