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オリーブの樹(オリーブツリー)

明月三部作 第2部

出版社名 桜出版
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-903156-22-4
4-903156-22-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 350P 19cm

商品内容

要旨

『明月(クリスタルムーン)』の続編となる『オリーブの樹(オリーブツリー)』は貧しく教育も受けられなかった明月が、家族のために自分のすべてを犠牲にし、身を粉にして働いて大学に進学させた秘密の娘・祥浩のキャンパスライフを中心に描いています。『明月』で暗示された明月と大方の結ばれなかった恋の行方、娘・祥浩と実の父、大方との父娘対面はいかに?時代を母から娘の時代に移して描かれた狂おしいほど一途な愛の形。時代が変わり世代が変わっても、母娘は同じような愛の軌跡を歩むのでしょうか。純粋なるが故に成就されない恋、父母を慕う望郷の思い、そして家族への愛。現代台湾のベストセラー作家・蔡素分の「明月三部作」第二部、『橄欖樹』は古今東西の名作の要素をすべて備え、読者のハートを揺さぶります。

著者紹介

蔡 素芬 (サイ ソフン)  
1963年台湾・台南生まれ。高校1年から小説を執筆した。淡江大學入学後は1985〜1986年の2年連続で同大學文学賞の短編小説/極短編小説部門1位受賞。1989年1月、処女小説集『六分之一劇』(希代出版社)を出版。同2月渡米、アメリカ心理学関係著書の翻訳及び小説等の執筆活動を続ける。現在は台湾の現代文学を代表する小説家として「全国学生文学賞」「聯合文学新人賞」「林語堂文学賞」等各種文学賞の審査員を務め、後進の育成にも尽力
黄 愛玲 (コウ アイレイ)  
小学校卒業後来日、大阪大学大学院にて博士号学位取得まで日本在住。現職、台湾国立高雄第一科技大学外語学院応用日語系副教授
林 水福 (リン スイフク)  
作家、翻訳家、台北駐日経済文化代表処台北文化センター初代センター長などを経て、現在、南臺科技大学教授。文学博士(東北大大学院で文学博士を取得)。中国青年寫作協会理事長、中華民国日語教育学会理事長、台湾文学協会理事長、台湾啄木学会会長など、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)