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アズキと東アジア 日中韓台の域内市場と通商問題

出版社名 御茶の水書房
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-275-02034-5
4-275-02034-0
税込価格 7,480円
頁数・縦 342P 22cm

商品内容

要旨

小豆は“赤いダイヤ”と呼ばれ、投機的商品だった!中国と台湾は対日小豆・加糖餡輸出を競った!WTO体制下、日韓はいつまで中国産小豆を輸入できるのか?小豆から学ぶ東アジアの経済発展・経済関係。

目次

序章 中国雑豆研究会の基本認識:日本はいつまで中国産小豆を輸入できるのか
第1章 日本の小豆需給と生産・流通・加工
第2章 中国経済と農産物供給・通商問題
第3章 中国雑豆市場の構造
第4章 東北3省の小豆・緑豆事情
第5章 内蒙古自治区の緑豆・小豆事情
第6章 天津小豆の発展と衰退
第7章 中国の雑豆ブランドと産地形成
第8章 韓国の小豆需給と関税割当制度
第9章 台湾の小豆需給と通商政策
第10章 東アジアの加糖餡貿易と砂糖需給・通商問題
終章 TPP大筋合意と小豆・加糖餡貿易への影響

著者紹介

田島 俊雄 (タジマ トシオ)  
東京大学大学院農学系研究科博士課程中退、農学博士(東京大学)。農林水産省農業総合研究所、東京大学社会科学研究所を経て、大阪産業大学経済学部教授、東京大学名誉教授。著書『中国農業の構造と変動』御茶の水書房、1996年(1997年日本農業経済学会学術賞受賞)ほか
張 馨元 (チョウ ケイゲン)  
東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。東京大学社会科学研究所特任研究員を経て、東京大学東洋文化研究所助教
李 海訓 (リ カイクン)  
東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、首都大学東京都市教養学部経営学系助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)