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「共感」へのアプローチ 文化人類学の第一歩

出版社名 春風社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-86110-497-8
4-86110-497-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 194P 19cm

商品内容

要旨

西アフリカのモシ族では生まれた子供に「奴隷」と名づけることがある―なぜか?「文化」「ジェンダー」「婚姻」「医療」など、テーマごとに設けられた問いに答えながら読み進むことで、文化人類学的な「ものの見方」を身につける入門書。異文化の世界に対して驚き、問いを発し、「共感」する力を養う。

目次

第1章 文化―なぜ生まれた子供に「奴隷」と名づけるのか?
第2章 ジェンダー―なぜ「女医」というのに「男医」といわないのか?
第3章 婚姻―なぜ父は娘と結婚できないのか?
第4章 通過儀礼―なぜ「子供」と「大人」を区別するのか?
第5章 環境と文化―なぜ「自然」と「人工」を区別するのか?
第6章 信仰・信念体系―なぜクリスマスを祝ったあとに初詣に行くのか?
第7章 医療と文化―なぜ熱が出て咳をすると「風邪をひいた」というのか?

著者紹介

渥美 一弥 (アツミ カズヤ)  
1954年生まれ。神奈川県出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。専攻は文化人類学(カナダ先住民サーニッチの「文化」復興運動についての研究)。現在、自治医科大学医学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)