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美術で綴るキリスト教と仏教 有の西欧と無の日本

出版社名 晃洋書房
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-7710-2730-5
4-7710-2730-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 204P 20cm

商品内容

要旨

空白を埋めつくそうとする西欧のキリスト教美術と、余白を好む水墨画といった日本の仏教美術。その有と無の対比から双方に特徴的な宗教観を読み解く。対立軸から考える宗教学。『絵画で綴る哲学と倫理学』に続く第二作。

目次

有のキリスト教美術と無の仏教美術
生涯から見た有のキリストと無の釈迦
復活から見たキリストの有と達磨の無
言葉から見た有のキリスト教と無の仏教
実践に対するキリスト教と仏教
弟子に有を示すキリストと無を示す仏教者
反逆者を斬らせたモーセ、猫を斬る南泉
聖霊の象徴の鳩、仏性の像徴の鴨
西洋の時間と東洋の時間
西洋の天地創造と東洋の十牛図
サムライの宗教とは?
懐疑に始まる有の哲学、無の哲学
場所論としての西田哲学

出版社・メーカーコメント

空白を埋めつくそうとする西欧のキリスト教美術と、余白を好む水墨画といった日本の仏教美術。その有と無の対比から双方に特徴的な宗教観を読み解く。

著者紹介

門屋 秀一 (カドヤ シュウイチ)  
1967年、愛媛県松山市生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学博士(人間・環境学)。京都大学総合人間学部(日本学術振興会)特別研究員としてドイツ・フンボルト大学に研究渡航。「門屋美学研究所」設立。立命館大学、佛教大学、滋賀県立看護専門学校で非常勤講師。NHKカルチャー、朝日カルチャー、毎日カルチャー、京都新聞カルチャー、神戸新聞カルチャー等で講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)