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安保法制を語る!自衛隊員・NGOからの発言

出版社名 現代人文社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-87798-639-1
4-87798-639-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 137P 21cm

商品内容

要旨

安保法制の影響を直接受ける自衛隊員やその家族、海外で活動するNGO関係者。かれらの悲痛な声を収録。

目次

世界で自衛隊の武力行使が可能になる安保法制―自衛隊員やNGOの視点から検討する
第1部 自衛隊員とその家族が語る安保法制(安倍政権は、現場の自衛官の気持ちがわからない―西川末則氏は語る
国土を守る「専守防衛」が自衛隊の任務―水上学氏は語る
自衛官が死んだら戦死か―井筒高雄氏は語る ほか)
第2部 派遣される自衛隊員と安保法制(自衛隊員は、兵士である前に市民である―「自衛官の人権弁護団・北海道」の活動
憲法違反の集団的自衛権行使の防衛出動に応じる必要はない―自衛官と労働者の権利
戦争と「見えない心の傷」―PTSDが自衛隊員に訪れない日本社会を ほか)
第3部 NGOは安保法制をどう見ているのか(憲法9条堅持と非軍事による国際貢献―独立性や中立性を保った人道支援の追求を
武力介入ではなく、戦争を生み出さない世界を―NGOが軍と協力することの意味を考える
安保法制で「暴力のブラックホール」に飲み込まれる日本―バングラデシュ・邦人ボランティア殺害から考える ほか)

おすすめコメント

安保法制をめぐってはいろいろな議論が交わされたが、重大な問題の一つは、実際に安保法制の影響を直接受ける、自衛隊員やその家族、海外で難民・医療支援をしているNGO関係者の意見が法律の制定に際して全く反映されていないことだ。安保法制に対する彼らの悲痛な声を報告する。

著者紹介

飯島 滋明 (イイジマ シゲアキ)  
名古屋学院大学経済学部教授。1969年生まれ。専門は、憲法学、平和学、医事法
清末 愛砂 (キヨスエ アイサ)  
室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。1972年生まれ。専門は、家族法、憲法学
榎澤 幸広 (エノサワ ユキヒロ)  
名古屋学院大学現代社会学部准教授。1973年生まれ。専門は、憲法学、マイノリティと法、島嶼と法
佐伯 奈津子 (サエキ ナツコ)  
名古屋学院大学国際文化部講師。1973年生まれ。専門は、地域研究(東南アジア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)