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詩と記憶 ドゥルス・グリューンバイン詩文集

出版社名 思潮社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-7837-2631-9
4-7837-2631-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 145P 20cm

商品内容

要旨

情報で氾濫し、忘却を加速させる現代生活において詩作こそが、もっとも人間的な抵抗となりうるだろう―ドイツ現代詩の旗手による、「記憶の詩学」のエッセンス。

目次

原体験―ポンペイ
想起―ドレスデン
家族と戦争
記憶の詩学
忘却―ロサンゼルス
詩を隔てて―ローマ
「未来の考古学者」グリューンバインの記憶空間

著者紹介

グリューンバイン,ドゥルス (グリューンバイン,ドゥルス)   Gr¨unbein,Durs
現代ドイツを代表する作家のひとり。1962年東ドイツ時代のドレスデンに生まれ育つ。壁崩壊の以前から以後までベルリンの東側に長く住んだのち、近年は活動の拠点をローマにも置く。ドイツ語作家にとっての最高の名誉ビューヒナー賞を1995年に異例の若さで受賞
縄田 雄二 (ナワタ ユウジ)  
1964年生まれ。東京大学にて独文学を専攻、博士号取得。ベルリン・フンボルト大学にて教授資格取得。現在、中央大学文学部教授
磯崎 康太郎 (イソザキ コウタロウ)  
1973年生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、福井大学国際地域学部准教授
安川 晴基 (ヤスカワ ハルキ)  
1973年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻後期博士課程単位取得退学。現在、名古屋大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)