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幕末維新の政治と人物

明治維新史論集 1

出版社名 有志舎
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-908672-06-4
4-908672-06-7
税込価格 4,840円
頁数・縦 233P 22cm

商品内容

要旨

「明治維新に学べ」とよく言われている。しかし、それならば都合良く解釈された物語ではなく、現実に根ざした複眼的な史実をこそ、学ばなければならないだろう。この論集は、そのような史実に基づく、明治維新史研究の最新成果を提示しようとするものである。第1巻である本書では、様々な人物を通じて幕末維新期の政治や社会を追究し、特に政治指導の側面にアプローチして、実際の政治の場での役割を明らかにしていく。

目次

1 幕府政治の展開(岩瀬忠震と幕末外交
政治君主としての徳川家茂)
2 大藩の選択(加賀藩の政治過程と前田慶寧
徳川慶勝の政治指導と尾張徳川家
仙台藩の意思決定過程と伊達慶邦)
3 薩長再考(長州藩の国事周旋と益田右衛門介
島津久光の政治構想について―武力倒幕を決断したか否か)