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日本帝国の表象 生成・記憶・継承

出版社名 えにし書房
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-908073-30-4
4-908073-30-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 326P 21cm

商品内容

要旨

非文字(図画像)資料研究の可能性を拓く!絵葉書、報道写真、地図、設計図、絵図などに立ち現れる“日本帝国”の様相を分野を超え、様々な角度から照射し浮かび上がらせる最新の研究成果。

目次

1 帝国の生成(レンズが生み出す朝鮮という他者
東洋軒写真館と慶州古蹟絵葉書
目で見る大陸政策―子ども向け媒体にあらわれた満洲イメージ ほか)
2 都市の記憶(明治期京都の外国人ホテル―也阿弥ホテルの成立と建築位相
写真絵葉書は「京名所」をどうとらえたか―近代都市景観の変遷と新名所の誕生
植民地都市京城のハイブリッド性―龍山という橋頭堡 ほか)
3 遺産の継承(スロヴェニア共和国保管の絵葉書コレクション
教材にみる非文字資料の蒐集・活用―白鳥庫吉の眼
植民地朝鮮の「レ・ミゼラブル」と大邱の朝鮮扶植農園 ほか)

著者紹介

朴 美貞 (パク ミジョン)  
1963年韓国生まれ。植民地問題研究。同志社大学大学院博士課程修了。芸術学博士(2005年)。立命館大学客員研究員(2006‐09)、国際日本文化研究センター研究員(2010‐15)。現在、京都大学非常勤講師、アジア人文社会科学研究所所長
長谷川 怜 (ハセガワ レイ)  
1986年愛知県生まれ。学習院大学大学院博士後期課程在籍。東京都公文書館専門員を経て、千代田区立日比谷図書文化館学芸員。専門は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)