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娘と話す世界の貧困と格差ってなに?

出版社名 現代企画室
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-7738-1614-3
4-7738-1614-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 193,7P 19cm

商品内容

要旨

「豊かさは、もはや量ではなく質の問題になったんだ。」いま、少し立ち止まって、私たちの働き方、買い方、捨て方…日々の生活を丸ごと総点検してみよう。豊かな国と貧しい国の違いはなに?資源があるのに貧しいのはなぜ?国際政治経済学を専門とする父と高校生の娘は対話を通して世界にはびこる貧困と格差の問題を考える。

目次

いま、世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのか
まず二つの格差を考えよう―国同士の格差と国内の格差
貧しい国でどう大金持ちが生まれるのか
わたしたちにとってグローバル経済ってどんなこと?
資源があるのになぜ貧しいのか
クリック操作でお金がお金を生む仕組み―金融ビジネスが格差をつくる
格差の減らし方―税金という接着剤について
国際協力ってなに―誰が誰を助けているのか
すべての人びとが食べられる世界とは―A Table forAll
日本の小さな山村から
ある日の特別授業 日本の学校、アフリカの学校どこが違う―高校生ファンタの感想
アフリカのNGOリーダーは若者にこう言った
わたしたちの国を考えよう。豊かなあの三月一一日のこと

おすすめコメント

「豊かさは、もはや量ではなく質の問題になったんだ。」いま、少し立ち止まって、私たちの働き方、買い方、捨て方......日々の生活を丸ごと総点検してみよう。世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのか。豊かな国の中にも存在する格差。貧しい国に桁外れな大金持ちがいるのはどうして?グローバル経済とはなにか、金融ビシネスがどのように格差を生んでいくのか。そして、格差を減らすには?高校生の娘は、率直な問いを投げかける。開発経済学、アフリカ地域研究を専門とする父が、娘との対話を通して「格差と貧困」の本質を探る。

著者紹介

勝俣 誠 (カツマタ マコト)  
1946年東京、新宿区生まれ。幼年時代から大の本好き。早稲田大学政経学部卒、フランス・パリ第一大学博士課程修了(開発経済学博士)。専門は国際政治経済学、アフリカ地域研究。フランスの東洋言語文化研究所、富士山麓の貿易研修センター(通称貿易大学)、西アフリカ・セネガルのダカール大学(正式名はシェイク・アンタ・ジョップ大学)、カナダのモントリオール大学などで教員・研究生活をした後、明治学院大学国際学部の教員及び同大学の国際平和研究所の所長などを経て、現在半農半読書生活。明治学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)