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現象学と科学批判

龍谷叢書 39

出版社名 晃洋書房
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-7710-2802-9
4-7710-2802-8
税込価格 5,280円
頁数・縦 379P 22cm

商品内容

目次

大学の危機と学問の危機
第1部 フッサールとハイデガー(フッサール現象学の学問論的展開
フッサール哲学における世界問題の起源
空間と身体―フッサールの空間論
フッサールと理論−実践−問題
科学の実在論的概念への道―ハイデガーの科学論)
第2部 科学批判の可能性(科学の相対化と方向づけ―科学批判の一視座
専門家と素人―科学批判の一前提
学部の争い以後―大学への問いの地平)
第3部 現象学と社会科学―理性と非理性(日常の彼岸と此岸―フッサールからシュッツへ
“遊び”と社会科学
生活世界と合理化―ハーバーマスに対する現象学的批判について
暴力の現象学的批判に向けて
暴力とコミュニケーション―或る傷害事件を見る眼
専門家と信頼―「信頼」への問いの方向性)

出版社・メーカーコメント

現象学の学問論および科学の目的内在化論による現代科学の動態分析と科学批判そして現象学による社会哲学についての諸論考を集め、人文科学と大学の危機に挑む。

著者紹介

丸山 徳次 (マルヤマ トクジ)  
1948年生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得退学。DAAD奨学生としてケルン大学留学(1977‐79年)、現在、龍谷大学文学部教授(哲学・倫理学)、里山学研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)