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遠い道程 わが神職累代の記

出版社名 人間社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-908627-10-1
4-908627-10-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 284P 19cm

商品内容

要旨

いまはむかし―200年前に遡る、尼崎の神社の記録。江戸・明治・大正・昭和・平成それぞれの時代の神主さんのものがたり。

目次

ひげの神主さんは、馬に乗って―。(曽祖父のことなど)
十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば…。(祖父のこと(1))
小学教員、苦学生、そして歌。(祖父のこと(2))
恋愛結婚、事業挫折、浪人暮らし。(祖父のこと(3))
転居、神職、そして終焉。(祖父のこと(4))
少年のかなしみ―出自・貧乏・病気。(父のこと(1))
風のなかの青春―俳句、そして室戸台風。(父のこと(2))
生と死の昭和十年代―妹の死、結婚、そして村やしろの神官へ。(父のこと(3))
村やしろ神職の戦時経済事情―母の家計簿から。(父のこと(4))
悲劇前夜―ふたりの子の親、新社務所、そして戦局悪化。(父のこと(5))
悲劇の神官―戦中日記から。(父のこと(6))
余生、それとも新生―戦後の父の在りどころ。(父のこと(7))
神職になるまで―不良息子の育ち方。(自分のこと(1))
「村の神官」―宮司就任、神道青年会、そして著述。(自分のこと(2))
歴史の井戸の奥底へ―山陰紀行、阪神大震災、そして祝詞論。(自分のこと(3))

著者紹介

上村 武男 (ウエムラ タケオ)  
1943年兵庫県尼崎市生まれ。神職・作家。平成17年度尼崎市文化功労賞(文学)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)