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自然情動論 「悪」の自由と宗教・倫理・美的表現労働の探究

無蝶文庫 H−1

出版社名 ハーベスト社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-86339-080-5
4-86339-080-7
税込価格 4,620円
頁数・縦 545P 20cm

商品内容

目次

第1部 純粋情動による表現としての労働形態―古タイヤルの世界表現(われら自然の子
山の民と相対的虚無
パトスの民と母性―バルブー「歴史と情動的風土」説にふれて
人間的自然の特殊形而上学―労働の原初形態についての生成論)
第2部 「神」とパッシォンの表現労働観―自然哲学にみる自生的コミューンの原理(人間と業の魔術―パラケルススの世界表現説
内なる対話と自己工作―ホッブズ「人間の自然状態」説をめぐって
自由と「黒の思考」―シェリング神秘主義にみる「神」との自然的実在的関係
相対的虚無のコミューン原理―ステッツォン「女性と経済学」説をめぐって)
結語にかえて―実証主義と特殊形而上学

著者紹介

中村 勝 (ナカムラ マサル)  
1944年、東京都王子区(当時)生まれ。京大卒。2005年、大学教員を辞し研究に潜心。専攻は歴史的人間学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)