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忘れられた人類学者(ジャパノロジスト) エンブリー夫妻が見た〈日本の村〉

出版社名 忘羊社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-907902-16-2
4-907902-16-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 319P 19cm

商品内容

要旨

戦時色濃き1935年(昭和10)、熊本で最も小さな農村、須恵村にやってきた社会人類学者ジョン・エンブリー一家。戦前唯一の日本農村研究書を著し、ベネディクトの『菊と刀』やGHQの戦後改革にも多大な影響を及ぼしたエンブリーとその妻エラが、共感をもって洞察した“協同”社会の精神を未来に向けて問い直す。

目次

忘れられた人類学者
稲作の理想郷
導かれた二人
「はじあい」のムラ
奔放な女たち
イエと家族の生活誌
女の一生
巡る自然と暮らし
ムラの光と影
変わりゆくもの、変わらないもの
対日政策との葛藤
須恵村はいま

著者紹介

田中 一彦 (タナカ カズヒコ)  
1947年、福岡県瀬高町(現みやま市)生まれ。京都大学経済学部卒。新聞記者を経て、2011年から2014年まで熊本県あさぎり町に単身移住し取材。日本GNH学会常任理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)