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凸解析の基礎 凸錐・凸集合・凸関数

数理経済学叢書 6

出版社名 知泉書館
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-86285-246-5
4-86285-246-7
税込価格 3,850円
頁数・縦 127P 23cm

商品内容

要旨

凸集合の基本的性質を詳細に解説し、凸関数がもつ興味深い多くの性質を明らかにしている。それは幾何学者として培った蘊蓄を活用しながら、幾何と解析の融合を展開し現代的な凸解析研究の嚆矢となる古典的な文献である。第1章ではユークリッドベクトル空間における凸錐の基本性格を、第2章はアフィン空間における凸集合を、第3章はアフィン空間における凸関数の研究を扱う。ここには幾何学者の発想だが、通常の凸解析の書物では触れられない、独自の凸集合論に対する視点が生かされており、数学や経済学など数理科学に関わる読者が凸解析理論の意義と起源を知るうえでの必読文献となろう。

目次

第1章 凸錐(準備
凸錐
台 ほか)
第2章 凸集合(点集合の凸結合
凸集合と集合の凸包
距離と位相 ほか)
第3章 凸関数(定義と基本性質
1変数凸関数の連続性と微分可能性
多変数凸関数の連続性 ほか)

著者紹介

小宮 英敏 (コミヤ ヒデトシ)  
東京生まれ。昭和52年東京工業大学理学部情報科学科卒業。昭和57年東京工業大学理工学研究科情報科学専攻修了。理学博士。現在慶應義塾大学商学部教授。凸解析学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)