• 本

渋谷にぎわい空間を科学する

渋谷学叢書 5

出版社名 雄山閣
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-639-02469-9
4-639-02469-X
税込価格 3,740円
頁数・縦 351P 21cm

商品内容

要旨

変貌する“渋谷”と新たな「渋谷学」の構築。「渋谷」の特色を「にぎわい空間」と捉え、その「渋谷」を三つの視点から明らかにする。第一はにぎわい空間が形成されるに至った経緯という方向から、第二にはにぎわいを維持させている仕組み、第三として、にぎわいそのものを対象とする。以上、三つの視点に基づく論稿を各編としてまとめ、「にぎわい空間としての渋谷」を多面的に解明した。

目次

第1編 “にぎわい”空間の形成(宮邸と渋谷―梨本宮家を中心に
代々木練兵場の社会史
國學院と校地「渋谷」―大学の歴史と文教地区の形成
渋谷駅前の戦災復興―駅前広場・闇市・再開発)
第2編 “にぎわい”の背景、行政・衛生・防災(戦後渋谷区の総合計画―昭和四八年「渋谷区長期基本計画」を中心に
戦後の渋谷区における鼠駆除の変遷
渋谷の防災・減災と宗教文化)
第3編 “にぎわい”からみた祝祭空間(渋谷の花街と芸妓
渋谷の都市祭りと地域社会―神田祭との比較を交えて
イメージと現実の渋谷―外来者と生活者からみる渋谷の空間
SHIBUYAに聖地は似合わない―ポピュラーカルチャー「聖地巡礼」と渋谷)

著者紹介

上山 和雄 (ウエヤマ カズオ)  
昭和21(1946)年生。國學院大學文学部教授・横浜開港資料館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)