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地域福祉のエンパワメント 協働がつむぐ共生と暮らしの思想

出版社名 晃洋書房
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7710-2889-0
4-7710-2889-3
税込価格 3,850円
頁数・縦 248P 22cm

商品内容

要旨

民生委員制度創設100周年記念。日本初の本格的な民生委員悉皆調査は、超高齢社会の課題に応え、共生の地域創造のためにいま何が求められているかを明らかにした。また、10年におよぶアクション・リサーチ、外国人福祉委員、地理情報システムの活用、JOYトークなど、斬新なチャレンジを紹介する。

目次

第1章 共に生き抜くコミュニティづくりの模索―東九条・小栗栖高齢者生活実態調査からみえてくるもの
第2章 中国帰国者のエンパワメントと地域ケアづくり―夕陽紅の会の取り組み
第3章 民生委員悉皆調査と地域福祉の担い手づくり
第4章 自治会活動の実情と地域福祉の担い手づくり
第5章 地域包括支援体制のあり方と地域福祉の担い手づくり
第6章 JOYトークによる地域福祉のエンパワメント―「笑い」と「気づき」をひきだす寸劇ワークショップの可能性
寸劇シナリオ「あなたと今、出会った パート1:在日コリアン高齢者問題への接近」
寸劇シナリオ「あなたと今、出会った パート2:認知症高齢者問題への接近」
資料編:民生児童委員調査報告書―京都市調査を中心にして

著者紹介

加藤 博史 (カトウ ヒロシ)  
1949年生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(社会福祉学)。1972年から14年間精神科病院にソーシャルワーカー(PSW)として勤務。京都文教短期大学の講師、助教授を経て、1998年から龍谷大学短期大学部教授。現在、龍谷大学人権問題研究委員会委員長、日本社会福祉学会機関誌編集委員、社会福祉法人京都光彩の会理事長、京都精神保健福祉施設協議会会長、京都市障害者施策推進審議会会長などを兼務
小澤 亘 (オザワ ワタル)  
1956年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科後期博士課程満期退学。現在、立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)