• 本

富山文学の黎明 2

漢文小説『【レイ】洲餘珠』〈巻下〉を読む

出版社名 桂書房
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-86627-021-0
4-86627-021-7
税込価格 1,430円
頁数・縦 154P 19cm
シリーズ名 富山文学の黎明

商品内容

目次

第1章 『〓(れい)洲餘珠』(巻下)を読む(蒲留仙―『聊斎志異』を愛した友・服部叔信のこと
義經公―義経一行の狐退治
胡僧―「バテレン」の術
豪飲―炎を吸いこみ死んだ大酒飲み
地震―大地震で地中に埋まり、十二年後、大地震で生還した男の話 ほか)
第2章 『〓(れい)洲餘珠』に見る『聊斎志異』の受容(「聊斎癖」をもつ漢学者(『〓(へん)譚』『〓(れい)洲餘珠』の作者寺崎〓(れい)洲)との出会い
『〓(れい)洲餘珠』「蒲留仙」に見るその「聊斎癖」
『聊斎志異』に記された「こと」の借用
『聊斎志異』に用いられた「ことば」の借用)

出版社・メーカーコメント

江戸時代後期加賀藩高岡の漢学者・寺崎?洲の手になる漢文小説『?洲餘珠』巻下の翻訳と解題とともに、『?洲餘珠』への清の小説『聊斎志異』の影響を論じた一文を附属。?洲の関心の幅広さとその漢文世界を紹介する。

著者紹介

磯部 祐子 (イソベ ユウコ)  
富山大学教授
森賀 一惠 (モリガ カズエ)  
富山大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)