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文字と書の消息 落書きから漢字までの文化誌

出版社名 工作舎
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-87502-484-2
4-87502-484-3
税込価格 3,520円
頁数・縦 305P 22cm

商品内容

要旨

東アジア漢字文化圏の人々は、古来の漢字を敬いながらも、近代化へ向けて、簡略化や新作文字を試みる。古紙に重ね書きして、底に潜む文字とにじみあう書があり、身体を書と同化するパフォーマンス書道も人気を集める。路地裏の落書き、工事現場の書体、文字アート、書のアウラ…文字と書と人が織りなす数々の文化誌をひも解く。

目次

第1章 文字の場所・文字の風景(文字の場所
文字の風景
文字と名)
第2章 漢字、東アジアの歴史を映す(漢字の改良
漢字のエキゾティシズム)
第3章 古今東西、文字を遊ぶ(秘密の文字
消える文字
文字と遊ぶ
文字と詩)
第4章 文字が秘める身体性(五感の文字
文字のふるまい
線と言葉
性と文字)
第5章 文字とメディア(皮膚と文字
書きつけるもの
書物)

著者紹介

古賀 弘幸 (コガ ヒロユキ)  
1961年、福岡県生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。書道関連の出版社に勤務(1985‐97)し、書や美術の雑誌・書籍の編集制作を手がけた。その後はフリーランス。大東文化大学書道研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)