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清沢満之の浄土教思想 「他力門哲学」を基軸として

出版社名 木星舎
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-901483-94-0
4-901483-94-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 151P 21cm

商品内容

要旨

激動の明治を生きた宗教者・哲学者、清沢満之。彼の思想を浄土教思想として読み直し、その根底に一貫性を見たとき、新たな解釈が生まれる。

目次

第1部 清沢満之の浄土教思想(動的な無限者としての阿弥陀仏―阿弥陀仏による救済の現在性
現世に開かれる浄土―救済の現在性と浄土
「自力無功の懺悔」と「報謝」の称名念仏―自力から他力へ)
第2部 清沢満之における浄土教思想と儒教思想(至誠の心としての他力信心―清沢における道徳と他力の宗教
「現在の安住」における「天命」思想―清沢の死生観と安心)

著者紹介

脇 崇晴 (ワキ タカハル)  
1979(昭和54)年、愛媛県川之江市(現・四国中央市)生まれ。山口大学人文学部卒業(2002年)。京都大学大学院文学研究科修士課程修了(2005年)。九州大学大学院修士課程修了(2008年)。九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了(2016年)。博士(文学)。倫理学・日本思想史専攻。現在、大学や専門学校で哲学や生命倫理などの非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)