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東アジアの秩序を考える 歴史・経済・言語

出版社名 春風社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-86110-574-6
4-86110-574-9
税込価格 4,070円
頁数・縦 384P 19cm

商品内容

要旨

18世紀以降、西洋の外圧を受けながら、東アジアはどのような秩序をいかに構築していったのか?美術、宗教、軍事、教育、経済、文学、言語、テロリズムなどの多数な論点から、中国・台湾・日本における秩序の形成と変容の諸相を探る。

目次

第1部 中国・台湾(一八世紀〜一九世紀中国の秩序―装飾美術品からの考察
初期プロテスタント海外伝道による東アジア秩序への影響―信仰覚醒運動からロバート・モリソンまで
東アジアにおける軍事的秩序―一九世紀中国の海軍創設を中心に
新しい時代の「国民」をつくる―中華民国成立後の教育方針制定の模索
改革開放後の国際経済への接合と地域経済格差の変動―経済システム転換と新たな経済秩序の構築
台湾における郷土文学論争と台湾語文の生成―台湾人にとっての言語表現試論の秩序)
第2部 日本(後期水戸学と日本型華夷秩序―徳川斉昭の「北地」論を中心として
幕末日本における秩序創出の困難さ―坂本龍馬・赤松小三郎の新国家・新秩序構想と暗殺(秩序創出とテロリズム)をめぐって
アジア太平洋戦争敗戦後初期における日本の中国語研究―語学研究の新しい秩序を求めて)

著者紹介

岩下 哲典 (イワシタ テツノリ)  
1962年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(歴史学・青山学院大学)。東洋大学文学部教授
安田 震一 (ヤスダ シンイチ)  
ウィリアム・シャング。1957年生まれ。東京大学大学院地域文化研究科博士号取得。多摩大学グローバルスタディーズ学部教授・学部長
橋本 真吾 (ハシモト シンゴ)  
1987年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻修士課程修了(学術)。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程在籍中
塚越 俊志 (ツカゴシ トシユキ)  
1982年生まれ。東海大学大学院博士課程後期単位取得満期退学。文学修士(歴史学)。法政大学第二中・高等学校非常勤講師
小川 唯 (オガワ ユイ)  
1976年生まれ。神戸大学大学院総合人間科学研究科前期博士課程修了(学術修士)。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。明海大学外国語学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)