• 本

隅田川・向島のエスノグラフィー 「下町らしさ」のパラドックスを生きる

出版社名 晃洋書房
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-7710-2912-5
4-7710-2912-1
税込価格 4,840円
頁数・縦 243P 22cm

商品内容

要旨

変化する地域の中で「生きる」ということ。衰退と再開発が同時に進む墨田区向島。工業振興、防災、文化創造、新住民の「地元」づくりと次々に展開されてきたまちづくり運動はこの地区に何をもたらしたのか。「下町らしさ」の再生を夢見る人々の実践の40年を追い、そのまちづくり運動の可能性と限界を描き出す。

目次

序章 脱工業社会におけるローカル・アイデンティティの現在地
第1章 向島はどのような場所か
第2章 「日本のものづくり」を取り戻す―工業振興のまちづくり
第3章 モクミツの再発見―防災のまちづくり
第4章 創造性の芽生える場所―文化創造のまちづくり
第5章 自営で生きる/共に生きるという実験―新住民の「地元」づくり
終章 「地域」創造のトポロジー―まちづくりのパラドックスを超えて
APPENDIX

著者紹介

金 善美 (キム ソンミ)  
2016年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。同志社大学創造経済研究センター特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)