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プラトン後期的ディアレクティケー イデアの一性と多性について

出版社名 晃洋書房
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7710-3022-0
4-7710-3022-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 186,20P 20cm

商品内容

要旨

プラトンの一なるイデアは多でもあった。プラトン後期的ディアレクティケーの分割と総観の方法は、多くのものから一なるイデアを総観すると共に、一なるイデアを多に分割する。プラトンのイデア論イメージを一新するアポリアへの解答。

目次

序論 プラトンのディアレクティケー
本論 プラトンの後期的ディアレクティケー(後期的ディアレクティケーの二つのアスペクト―自体性と関係性
第三人間論とアンチノミー
イデア不可知論と「瞬間」
『パルメニデス』篇における全体と部分のアポリア)
総括 これからのプラトン研究(プラトン解釈の適切さの基準―対話篇同士のつながり
プラトン哲学における中期と後期の区別
これからのプラトン研究のあり方)

著者紹介

松浦 明宏 (マツウラ アキヒロ)  
1962年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程(後期)修了。中京大学国際教養学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)