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寺山修司という生き方 望郷篇

人間社文庫 昭和の性文化 6

出版社名 人間社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-908627-28-6
4-908627-28-2
税込価格 880円
頁数・縦 363P 15cm

商品内容

目次

壱 今日的提言―平成に寺山修司に手紙を書く(都市(近代)と地方(前近代)が融合する桃源郷社会―寺山さん!百年経たずにその意味わかりました)
弐 極私的報告―気がつけば、私の人生桃色だった(地方から東京へ、行けば行ったで何とかなるさ―昭和に寺山修司を生きる
一九六八年、「家出のすすめ」に煽られて東京へ!―『青森県のせむし男』
「ニッポンの若い」者たちに寺山の強烈なアジテーションが炸裂―『書を捨てよ町へ出よう』 ほか)
参 戦後の娼婦小説の系譜と寺山修司の娼婦観―寺山修司にとって桃ちゃんとは?(“大正マツ”から寺山修司の桃ちゃんを考える
敗戦後の娼婦小説(昭和二〇年から二七〜二八年)―再生する女の物語
赤線、青線小説(昭和二八年から四二〜四三年)―運命論を巡る女の物語 ほか)
肆 伊藤裕作という生き方―産土神に守られて(芸濃町にどうして水族館劇場の幟が立つことになったのか?
妄想の果実―乱歩「パノラマ島綺譚」と芸濃町
文章家宣言―斎藤緑雨の如く ほか)

著者紹介

伊藤 裕作 (イトウ ユウサク)  
文章家。1950年2月25日、三重県生まれ。1968年3月、三重県立津高等学校卒業。同年4月、早稲田大学教育学部に入学。7年かけて卒業後、30年間フリーランスの文筆業。2005年、法政大学大学院国際日本学インスティテュートに社会人入学。2009年3月、文筆業を続けながら日本文学専攻修士課程を修了。近年は作歌活動、演劇活動にもフィールドを広げ、平成28年に津市文化奨励賞、斎藤緑雨文化賞(鈴鹿土曜会・三重文学協会)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)