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高齢期のクオリティ・オブ・ライフ 幸福感・社会的ネットワーク・市民活動

出版社名 晃洋書房
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7710-3030-5
4-7710-3030-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 259P 22cm

商品内容

要旨

「個人化」する社会において、いかに高齢期の生活の質を維持するのか。団塊の世代が後期高齢期を迎える今、日本社会に生きる人々の「老い方」が抱える課題を考える。

目次

第1部 幸福感とライフスタイル(日本人の幸福感
高齢期における幸福感の男女差―生活領域別の仮説の検証
中年層における高齢期ライフスタイルの志向性―社会関係と生活行動の選好パターン
老人福祉センター利用者の類型化と幸福感―東大阪市における老人センター利用者への調査より)
第2部 社会的ネットワーク(高齢者の社会的ネットワーク―ネームジェネレーターによる「相談」ネットワークの分析
サポート・ネットワークと社会保障政策への意識―高齢者の生活費や介護の責任の所在をめぐって
世代間の援助関係―東アジア社会調査のFamily Moduleに基づく分析)
第3部 ボランティア・市民活動(ボランティア活動・地域活動の規定要因―JGSS‐2010に基づくボランティアの内容別の分析
高齢期における「共」活動の意味―「遊」縁派と「志」縁派の「老い方」の考察から
高齢者による「買い物弱者」支援活動の展開過程―東大阪市におけるアクション・リサーチの事例
ボランティアの高齢化の現状―東大阪市社会福祉協議会の登録ボランティアに対する調査結果)

著者紹介

宍戸 邦章 (シシド クニアキ)  
1977年宮城県丸森町生まれ。2000年同志社大学文学部社会学科社会学専攻卒業。2005年同志社大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。大阪商業大学JGSS研究センター研究員。2007年大阪商業大学総合経営学部公共経営学科講師。2011年大阪商業大学総合経営学部公共経営学科准教授。2017年大阪商業大学総合経営学部公共経営学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)