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GPS捜査とプライバシー保護 位置情報取得捜査に対する規制を考える

出版社名 現代人文社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-87798-697-1
4-87798-697-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 257P 21cm

商品内容

要旨

最高裁はGPS捜査を違法とし、立法的解決を求めた。その判断の分析や諸外国の立法・判例を踏まえて、法的問題を整理して、その規制のあり方と実務の課題を追求する。

目次

GPS技術とGPS捜査の定義
第1部 GPS捜査とプライバシー(追尾監視型捜査の法的性質
GPS捜査とプライバシー保護―憲法論からの考察
GPS大法廷判決とGPS監視捜査立法―その展望と課題 ほか)
第2部 GPS捜査をめぐる諸外国の法制度(アメリカのGPS捜査とプライバシー保護
イギリスのGPS捜査とプライバシー保護
ドイツのGPS捜査とその法的規制方法 ほか)
第3部 ケース研究/GPS捜査と刑事弁護(最高裁判例と強制処分法定主義、令状主義―1976年と2017年
ケース1 最大判平29・3・15 GPS捜査を違法と認定し、立法措置を求める判断
ケース2 水戸地決平28・1・22 浮き彫りになったGPS機器を利用した安易な捜査 ほか)
位置情報取得捜査の規制方法とプライバシー保護

著者紹介

指宿 信 (イブスキ マコト)  
成城大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)