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あいまいさを引きうけて

日常を散策する 3

出版社名 かもがわ出版
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-7803-0964-5
4-7803-0964-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

児童文学に描かれた“子ども”像を探る「敗者としての子どもたち」、読書は心を豊かにするかと問う講演「本を読むこと、壊されること」。『トムは真夜中の庭で』の作者フィリッパ・ピアスへのインタビューや、「ゲド戦記」や乙骨淑子をめぐる鶴見俊輔との対話。「ゲド」の作者アーシュラ・K.ル=グウィンへの追悼文も収録。『本の虫ではないのだけれど』『不器用な日々』に続く第3集。

目次

1(本を読むこと、壊されること“講演”)
2(本のある小部屋
敗者としての子どもたち―『夜が明けるまで』が提起するもの ほか)
3(キングズ・ミル・レイン四番地で
ピアスさんの思い出“特別寄稿”(菅沼純一) ほか)
4(別の時、別の場所
『洟をたらした神』文庫版解説 ほか)
5(問いを受けついで 対話:鶴見俊輔さんと
アーシュラ・K・ル=グウィン追悼)

おすすめコメント

児童文学者・翻訳家のエッセイ第3集。児童文学に描かれた子ども像、鶴見俊輔との対話、「ゲド戦記」の作者ル=グウィンへの追悼文など。

著者紹介

清水 眞砂子 (シミズ マサコ)  
1941年、北朝鮮に生まれる。児童文学者・翻訳家。2010年3月まで青山学院女子短期大学専任教員。おもな著作に、『子どもの本のまなざし』(洋泉社、日本児童文学者協会賞受賞)など。訳書に、アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」(全6巻、日本翻訳文化賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)