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キルケゴールの実存解釈 自己と他者

出版社名 春風社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-86110-597-5
4-86110-597-8
税込価格 3,850円
頁数・縦 261P 22cm

商品内容

要旨

キルケゴールはいかに読まれてきたのか。レヴィナス、デリダ、ウィトゲンシュタイン、田辺元らによる受容と解釈の歴史をたどり、その思想史的意義を明らかにする。

目次

序に代えて われわれはキルケゴールから何を学ぶか
第1部 主体と他者(自己と他者―実存の思想から他者の思想へ
実存から他者へ―レヴィナス、デリダの読解
実存論的主体の他者論的転回―K.レーヴィット
非同一の主体性)
第2部 受容と解釈(ウィトゲンシュタインのまなざし
解釈と生―田辺元の「実存」受容の一断面
実存と倫理
『現代の批判』とわれわれの「現代」)
補遺(沈黙と言語
仮名と著作―沈黙の語り出すもの)

著者紹介

河上 正秀 (カワカミ ショウシュウ)  
1943年生。東京教育大学大学院研究科博士課程修了。博士(文学)。筑波大学名誉教授、元放送大学客員教員(東京文京学習センター所属)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)