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新しい植物分類体系 APGでみる日本の植物

出版社名 文一総合出版
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-8299-6530-6
4-8299-6530-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 144,32P 21cm

商品内容

要旨

21世紀に入ってから出版された図鑑に採用され、熱心な野生植物ファンをまどわせている「APG分類体系」っていったい何?なぜこんなことになったのか、それによって図鑑の科の配列はどんなふうに変わったのか?分類学、系統学の専門家がすっきり解説。研究仲間の植物生態学の専門家が紹介するAPG体系の「ご利益」、新たな観察の楽しみ方も。

目次

1 植物図鑑の配列が変わった!(生物の分類
分類体系とは ほか)
2 APG分類体系で変わった!被子植物の科(科の配列
いま持っている図鑑は使えなくなるのか ほか)
3 APG体系の目で見る植物進化(「目」という分類階級
単子葉植物の目 ほか)
4 APG系統樹を使ってみよう(実は重要だった花粉の穴の数
木と草と ほか)

著者紹介

伊藤 元己 (イトウ モトミ)  
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻。広域システム科学系教授。植物を中心に、昆虫や微生物、生物間相互作用に関する進化、生物多様性を研究。生物多様性情報学や保全生物学の研究も行う。分子生物学的手法から野外調査まで、研究手法も多岐にわたる
井鷺 裕司 (イサギ ユウジ)  
京都大学大学院農学研究科教授。各種遺伝マーカーを用いて、森林の更新動態、生物多様性、生物保全などの研究に取り組む。日本各地のほか、オーストラリア、韓国、中国、インドネシア、マレーシア、タイ、アメリカ合衆国(ハワイ)など、世界各地が野外調査の舞台(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)