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経済学方法論の多元性 歴史的視点から

出版社名 蒼天社出版
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-909560-25-4
4-909560-25-4
税込価格 6,050円
頁数・縦 356P 22cm

商品内容

要旨

経済学の基礎には前提とされている何らかの方法論がある。この方法論を「哲学的」「自然科学的」「社会的」「実践的」の四つの次元から解明していく。

目次

第1部 経済学方法論の哲学的次元(経済理論における因果関係と相互依存関係―シュンペーターはどのように考えたのか
存在論はなぜ経済学方法論の問題になるのか―方法論の現代的展開)
第2部 経済学方法論の自然科学的次元(宗教・哲学・経済学―J.プリーストリーにおける自然哲学と道徳哲学
数理経済学者たちの数学導入に対する認識―ジェヴォンズ主義、マーシャル主義とエッジワース ほか)
第3部 経済学方法論の社会的次元(1830年代イギリス統計運動における経済学の方法的刷新―経済学と統計学はどのような関係にあったのか
ウェイトリのカタラクティクスとスミス分業論の関連 ほか)
第4部 経済学方法論の実践的次元(「経済人」という人間本性概念を乗り越える―ヴェブレンの経済学リハビリテーション・プラン
政府の「なすべきこと」と「なすべからざること」―ケインズはムーアとバークから何を学んだのか)

著者紹介

只腰 親和 (タダコシ チカカズ)  
1950年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。中央大学経済学部教授
佐々木 憲介 (ササキ ケンスケ)  
1955年生まれ。東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学年。北海道大学経済学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)