• 本

自己語りの社会学 ライフストーリー・問題経験・当事者研究

出版社名 新曜社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-7885-1586-4
4-7885-1586-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 274,20P 19cm

商品内容

要旨

かけがえのない一人ひとりのライフ(生活と人生)、自己表現、人生の転機、当事者の生きづらさの語りとは。対話的構築主義・自己物語論・ナラティヴアプローチ・サファリング研究・エスノメソドロジーなど社会学による最新の質的研究を凝縮した一冊。

目次

第1部 自己表現の語り(「いま」を確かに残す―ライフログとアイデンティティの視覚化
なぜ演じるのか―フィクションに託すサファリングの語り
もうひとつのドクターズ・ストーリー
人生の転機について語る人々―自由記述を量的にとらえる方法
自己を語ること・人生を書くこと―ともに書く自分史の世界 ほか)
第2部 問題経験の語り(薬物をやめ続けるための自己物語―再使用の危機に直面したダルクスタッフの語り
私利私欲を手放し、匿名の自己を生きる―12ステップ・グループと依存症からの回復
人生が変わるとき―薬物依存からの「回復」の語りとライフストーリーの理解可能性
「ペドファイルである」という問題経験の語り―英語圏での言説のせめぎあいをめぐって
当事者研究が生み出す自己)

著者紹介

小林 多寿子 (コバヤシ タズコ)  
一橋大学大学院社会学研究科教授
浅野 智彦 (アサノ トモヒコ)  
東京学芸大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)