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ウェールズ語の歴史

出版社名 春風社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-86110-608-8
4-86110-608-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 310P 19cm

商品内容

要旨

古代のケルト民族ブリトン人のことばであるウェールズ語は、英語の圧倒的な影響のもとで力強くしなやかに生き抜いてきた。その長い歴史と豊かな文化を分かりやすく解説し、将来を展望する。国勢調査が示す21世紀における使用状況や発音・文法の簡単な紹介も。

目次

第1章 ウェールズ語の起源
第2章 初期ブリトン人王国時代におけるウェールズ語
第3章 中世のウェールズ語
第4章 併合法から産業革命までのウェールズ語
第5章 産業革命期のウェールズ語
第6章 19世紀後半のウェールズ語
第7章 20世紀前半のウェールズ語
第8章 第二次世界大戦前後のウェールズ語
第9章 現代のウェールズ語
第10章 ウェールズ語とヨーロッパの他の非公用語
第11章 ウェールズ語の特徴

著者紹介

デイヴィス,ジャネット (デイヴィス,ジャネット)   Davies,Janet
ウェールズ南東部、旧ブレコン州のクリックホウェル生まれ。南部中央、ブライナイ・グウェント州のブリンマウスに育つ。スウォンジー大学で学士号(歴史学)を取得した後、夫のジョン・デイヴィス(John Davies(1938‐2015)歴史家・アナウンサー)と共に、住民の大多数がウェールズ語話者というカマーゼン州に移住する。元々英語環境で育ったデイヴィスは、ここでウェールズ語の知識を身に付ける。その後、夫と四人の子供と共にアベラストウィスに移住。アベラストウイス大学大学院で修士号(政治史)を取得する。欧州多言語主義研究機関「メルカトル」にも勤務。その後カーディフに移住し、ウェールズ大学出版に勤務した。現在はフリーで編集や索引作成を行う。小説、言語や歴史関連の論文を多数、英語、ウェールズ語で執筆している
小池 剛史 (コイケ タケシ)  
愛知県豊橋市出身。桜美林大学文学部英米文学科卒業。獨協大学大学院外国語学研究科博士後期課程満期修了退学。2004年エジンバラ大学哲学・心理学・言語科学学部英語学科博士課程修了。専門は、ウェールズ語学、英語学、英語史(古英語)。現在、大東文化大学文学部英米文学科准教授。日本カムリ学会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)