人文学の論理 五つの論考
出版社名 | 知泉書館 |
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出版年月 | 2018年12月 |
ISBNコード |
978-4-86285-287-8
(4-86285-287-4) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 233P 20cm |
商品内容
要旨 |
カッシーラー(1874‐1945)が渡米する前に母語のドイツ語で執筆した最後の書物(1942年刊)。人文科学と自然科学の論理は異なることを明快に論じている。科学と技術が競い合っていた1940年代、人文学固有の権利が損なわれるなかで、人文学の対象を自然科学の物差しで測れば、まったく違ったものになることを強調し、人文学独自の方法論について考察。人文学の対象とは何か、事物の知覚と表情の知覚、自然の概念と文化の概念の違い、形式的思考と因果的思考について、文化の悲劇、など人文学をめぐる多彩な主題に光を当て、人文学の豊かな可能性を検討する。 |
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目次 |
第1論考 人文学の対象(古代における自然と人間:秩序の成立 |