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田沼意次その虚実

新・人と歴史拡大版 35

出版社名 清水書院
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-389-44135-7
4-389-44135-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

田沼意次には、“賄賂政治家”というレッテルがはられている。しかし、それは反対政権の残した史料と先学の評価を無批判に受け入れた非科学的な虚像にすぎない。この田沼の冤罪を雪ぐことに情熱を燃やす著者は、史料と史料批判のうえに立って、悪人田沼像を否定し、新たな像を呈示する。そのとき、これまで悪人田沼の陰謀を軸に構成されてきたこの時代は、従来とはまったく異なった様相をおびてあらわれてくる。本書は、田沼から松平定信へ、それに続く定信の失脚という一連の政権交代の真相を“徳川家お家騒動=一橋幕府説”として大胆に論証した衝撃の書である。

目次

1 田沼意次の人間像(田沼意知の危禍
意次の生い立ち)
2 田沼政治の母胎(吉宗時代とその前後
田沼時代の社会相)
3 田沼政治の全貌(田沼の経済政策
田沼の社会政策 ほか)
4 政変の裏表(喬木風多し
政変ついに来たる ほか)

著者紹介

後藤 一朗 (ゴトウ イチロウ)  
1900(明治33)年、田沼意次の城下町静岡県相良町(現、牧之原市)に生まれる。静岡銀行に奉職、32歳で支店長となり、以後25年間各地を歴任。停年後、本部に入り、「静岡銀行史」編集に参画。1960年退職。以来、田沼意次に関する史料収集とその研究に専念、幾多の新事実を発掘した異色の歴史家。1977年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)