• 本

都市盛衰原因論

イタリアルネサンス文学・哲学コレクション 1

出版社名 水声社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-8010-0401-6
4-8010-0401-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 208P 22cm

商品内容

要旨

古代ローマ帝国から宣教師たちが伝える幻想の中国の都まで、東西の主要都市が栄える要因を地理条件と政治政策の面から考察し、領土の拡大ではなく交易を通じた富の増大が国家の繁栄をもたらすと説く。海洋帝国スペイン、そして今日のアメリカにいたる経済的覇権システムを背景とする“帝国”の出現を予告した知られざる傑作。

目次

都市盛衰原因論(第一巻
第二巻
第三巻
その最盛期にローマにはどれほどの人口があったのか)
付録 (中立について
評判について)

著者紹介

ボテロ,ジョヴァンニ (ボテロ,ジョヴァンニ)   Botero,Giovanni
1544年、イタリアのピエモンテに生まれる。1617年没。聖職者、政治学者。十五歳でイエズス会に入会し、詩作の才能を見出されるが、同僚や上層部との不和の末、会を追放される。その後はボッロメーオ枢機卿およびサヴォイア公に仕え、イエズス会の情報網を用いて世界各国の政治・経済について研究を重ねた
石黒 盛久 (イシグロ モリヒサ)  
1963年、愛知県名古屋市に生まれる。筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科史学専攻課程修了。博士(文学)。現在、金沢大学人間社会研究域歴史言語文化学系教授。専攻は西洋史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)