• 本

女たちの声

出版社名 羽鳥書店
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-904702-77-2
4-904702-77-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

“言語環境”に潜む性差の力学を問う―女のエクリチュール―

目次

人文学の遠めがね(ベンジャミン・フランクリンの恋文その一
ベンジャミン・フランクリンの恋文その二(KYのメモ)
二本のネクタイあるいは男女格差について
性差のゆらぎ
両性具有―排除的分類ではなく ほか)
“声”と“書くこと”をめぐって―デリダ/スタール夫人/アレント(何を、どんなふうに語ればよいのか…
“女のエクリチュール”とは?―デュラスの方へ
“エクリチュール”は女?―デリダの“尖筆”とフローベールの手紙
サロンの会話とスタール夫人の“声”―“公共圏/親密圏”の二元論に抗して
(Auto)biographyを書く―アレント『ラーエル・ファルンファーゲン』 ほか)

著者紹介

工藤 庸子 (クドウ ヨウコ)  
1944年生まれ。東京大学名誉教授。専門はフランス文学、ヨーロッパ地域文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)