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わかる日本書紀 日本を読もう 2

熱闘エンドオブエイジア

マンガ遊訳

出版社名 西日本出版社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-908443-33-6
4-908443-33-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 304P 19cm
シリーズ名 わかる日本書紀

商品内容

要旨

2巻は、第十四代仲哀天皇の后・神功皇后が神託により新羅に出陣。凱旋後も、国内の反乱軍を打ち破るという、神話の余韻を残した物語から始まります。その皇子・第十五代応神天皇の治世でも韓半島との国交がさらに活発になる一方、第十六代仁徳天皇は国内の充実に努め「聖帝」と呼ばれました。この仁徳天皇は、皇后・磐之姫命の嫉妬に翻弄されるキャラクターとしても描かれています。二人の間の皇子は、第十七代履中天皇、第十八代反正天皇、第十九代允恭天皇と次々に即位します。国外を意識して編纂された『日本書紀』としての色合いが濃くなり、日本のスタートオブエイジアが描かれる一冊。物語とマンガとコラムで紐解きます。

目次

第1章 熊襲制圧と朝鮮三国との外交(第十四代 第十四代仲哀天皇=タラシナカツヒコ物語)
第2章 渡来文化と皇位継承問題(第十五代 応神天皇=ホムタ物語)
第3章 聖帝の即位と治世、新羅との紛争、皇后との不和(第十六代 仁徳天皇=オオサザキ物語)
第4章 仁徳天皇の後継者たち(第十七代 履中天皇=イザホワケ物語 スミノエノナカツの叛乱。天皇の即位
第十八代 反正天皇=ミズハワケ物語 歯の美しい皇子。天下泰平
允恭天皇=オアサツマワクゴ物語
安康天皇=アナホ物語 カルノミコの失脚。ネノオミの譫言)

出版社・メーカーコメント

予備知識なしに読むことのできる、はじめての日本書紀、第二巻です。日本書紀とは、当時の日本が大唐帝国に、対等に付き合うべき国だと認めてもらうために、歴史を書き連ねた正史です。第二巻では、天皇は国内のみならず朝鮮半島に乗り出します。その戦いや如何に!!中国に向けて書かれた日本書紀は、これよりアジアとの関係が描かれていきます、当時の日本の世界への思いを感じてください。

著者紹介

村田 右富実 (ムラタ ミギフミ)  
北海道小樽市出身。北海道大学大学院修了。現在、関西大学教授。上代日本文学専攻博士(文学)。主著『柿本人麻呂と和歌史』(上代文学会賞受賞)など
村上 ナッツ (ムラカミ ナッツ)  
脚本・作詞家。愛媛県出身。早稲田大学第一文学部演劇科卒、シェイクスピアシアター出身
つだ ゆみ (ツダ ユミ)  
マンガ家。愛媛県出身。広島大学文学部卒。’90年4コママンガデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)