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政治神学の想像力 政治的実践としての典礼のために

出版社名 新教出版社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-400-42773-5
4-400-42773-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 198P 19cm

商品内容

要旨

国家・市民社会・グローバリゼーションを支配する「規律化された想像力」を剔抉し、もう一つの想像力をキリスト教のストーリーから回復しようとする試み。天上の普遍的なカトリカを地上のこの日この場所で具現する“聖餐”という典礼にその可能性を探る。

目次

序論 空間と時間についての規律化された想像力
1 国家の神話―それは救済者か(キリスト教のストーリー
国家のストーリー
宗教戦争
宗教の創造
なぜ国家は私たちを救済しそこなったのか?
聖餐を重んじるカウンター・ポリティクスに向けて)
2 市民社会の神話―それは自由な空間か(マレーと友人たち
パブリック・アチーブメント
問題
公共空間としての教会)
3 グローバリゼーションの神話―それは公同的か(普遍的なるものの優位
無関心という規律
聖餅の世界
空間のストーリーとしての聖餐)

著者紹介

東方 敬信 (トウボウ ヨシノブ)  
1944年生まれ。青山学院大学、東京神学大学で学ぶ。青山学院大学名誉教授
田上 雅徳 (タノウエ マサナル)  
1963年生まれ。慶應義塾大学で学ぶ。慶應義塾大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)