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監督成瀬巳喜男 全作品と生涯

出版社名 森話社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-86405-146-0
4-86405-146-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 363P 20cm

商品内容

要旨

市井に暮らす人々の哀歓や機微を描いた作品で、今も評価が高い成瀬巳喜男。サイレント映画の修業時代から、「妻よ薔薇のやうに」など戦前の女性映画で頭角をあらわし、戦中・戦後の混迷とスランプを脱して「めし」「浮雲」「流れる」などの戦後日本映画を代表する名作を送り出した名匠の全作品と生涯をたどる。

目次

1 二〇世紀へ―ルーツ、そして映画界へ
2 一九三〇年代―女性映画の旗手、隘路
3 一九四〇年代―大戦と「空白」
4 一九五〇年代―女優と名匠
5 一九六〇年代―文明変貌、孤立

著者紹介

千葉 伸夫 (チバ ノブオ)  
作家・映画評論家。1945年、中国生まれ。早稲田大学文学部文学研究科修士課程修了。飯島正(映画史)、郡司正勝(芸能史)、南博(社会・歴史心理学)に師事。東京国立近代美術館フィルムセンターで図書担当後、明治学院大学、上智大学などで映画、映像論担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)