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資本主義はいかに築かれたか ロシア・中央アジア・中東欧での30年の経験から

出版社名 文眞堂
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-8309-5075-9
4-8309-5075-7
税込価格 5,390円
頁数・縦 511P 21cm

商品内容

要旨

1990年代初め以降、ソ連邦および東欧各国で始まった社会主義から資本主義への体制転換。本書はその過程に当事者として関わった著者による綿密な分析である。原書は体制転換をテーマとした専門書としては異例と言ってよいほど版を重ねている。リーマン・ショック後の影響分析も加えた原著第2版を元にした待望の本邦初翻訳。

目次

世界は変わった
共産主義とその終焉
急進改革対漸進主義
不況から回復へ、さらに好況へ
自由化:市場経済の創出
ハイパーインフレから金融の安定へ
国有資産の民営化:私的財産権の確立に向けて
社会システム
移行の政治学
犯罪と法律
欧州連合の重要性
グローバル金融危機:2007年〜2012年
転換後の世界

著者紹介

オスルンド,アンデルス (オスルンド,アンデルス)   〓slund,Anders
1952年スウェーデン生。ストックホルム大学経済学部卒業、オックスフォード大学大学院博士課程修了。1975年〜1978年ソ連邦国立レニングラード(現在:サンクトペテルブルグ)大学留学。1982年オックスフォード大学で博士号取得(経済学博士)。1989年〜1994年ストックホルム大学経済学部(国際経済学)教授。1998年〜2004年ポーランド「社会経済研究センター」客員上級研究員。1991年〜1994年ロシア連邦・経済改革上級顧問。1991年〜1993年ポーランド共和国経済改革第一副首相顧問。1994年〜1997年ウクライナ共和国経済改革大統領顧問。1998年〜2004年キルギスタン共和国大統領顧問。2013年〜2015年Peterson Institute of International Economics,Vice‐director。現在、米国ワシントン在住、Atlantic Council,Senior Fellow。専攻分野:体制転換論、社会主義改革論、ロシア・東欧経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)