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寺田正夫愛と人生の開拓記

出版社名 創英社/三省堂書店
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-86659-111-7
4-86659-111-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 700P 22cm

商品内容

要旨

戦後間もなくの近代日本の黎明期にあって、貧困の中にあっても日本の学徒達は希望の光と共にあった。賢明に焦土の復興に邁進する大人たちの背中を羨望し、燎原に回復されゆく街路に将来を拝望し、青年達は早く大人になりたいと願った。そんな中で寺田正夫は、高名な先達との邂逅や素晴らしき伴侶との出逢いを通して、鴻鵠の志の中、健やかに成長の階段を登ってゆく。

目次

寺田正夫大川高等学校入学
入学式と高等学校の授業
甲斐健樹と化学クラブ
只野明子との出会い
高校二年目の生活
諏訪山登山
学園祭
只野明子との再会
夢と現実
明子からの手紙〔ほか〕

著者紹介

寺井 稔 (テライ ミノル)  
昭和11(1936)年東京日本橋に生まれる。日本橋区立有馬国民学校入学。宮城県加美郡色麻村立小学校へ4年次転入、卒業。同中学校卒業。宮城県立古川高等学校入学・卒業(昭和30年)。東京都立大学理学部入学・卒業。東京都立大学理学部、東京都立科学技術大学、大妻女子大学を経て定年退職。名誉教授は自意により辞退。生態工学会元副会長(創立時CELSS学会)・理事。元環境科学技術研究所技術検討委員。東京都立大学客員教授。航空宇宙技術研究所客員研究員。放射線医学研究所客員研究員。東京空襲、学童疎開、開拓団員として社会の変化を経験した。大学退職後、経験したことをまとめて『その日から 子供の戦争・戦後体験記』として日本文学館から自費出版し、第17回日本自費出版文化賞に入選した(2014)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)