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アンシャン・レジームの放蕩とメランコリー 繊細さの原則

出版社名 水声社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-8010-0501-3
4-8010-0501-2
税込価格 3,850円
頁数・縦 325P 20cm

商品内容

要旨

政体の変革、軍事・経済システムの確立、法の刷新によって近代社会を決定づけた激動の18世紀―しかし革命を果たした啓蒙の理性は、常にその身を欲望に晒し続けた。ヴォルテールの寛容、ティドロの放縦、ルソーの孤独、サドの挑発…古典を通して、重苦しい時代の転換期を軽やかに生き延びるための術を手に入れよ。

目次

第1部 快楽(色彩
変化
正反対
機会
軽妙さ
約束
教育
熱狂状態
再興
近親相姦)
第2部 抑圧(メランコリー
非明証性
孤独
孤立主義
自殺
戦争
不安
倦怠
回復力)
第3部 思想(活動
才気
無罪
自然
エビキュリスム
最善説)
第4部 味わい(怠惰
幸福
幸福 続
単独性
回想
散歩
寛容
限界
現在)

著者紹介

ドゥロン,ミシェル (ドゥロン,ミシェル)   Delon,Michel
1947年、パリに生まれる。ソルボンヌ大学名誉教授。専門は十八世紀文学と思想史。2014年に、レジオン・ドヌール勲章を授与される
鈴木 球子 (スズキ タマコ)  
1979年、愛知県に生まれる。パリ第四大学(ソルボンヌ)博士課程修了。博士(文学)。現在、信州大学助教。専攻は、フランス文学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)