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「沖縄人スパイ説」を砕く 私の沖縄戦研究ノートから

出版社名 高文研
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-87498-726-1
4-87498-726-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 141P 19cm

商品内容

要旨

沖縄戦のさなか日本軍が流した「沖縄人スパイ説」。今なお消え去らぬデマゴギーを、徹底検証して打ち砕く!

目次

第1部 沖縄戦はどんな戦争だったのか(アジア太平洋戦争と全島要塞化
防衛隊・学徒隊・義勇隊
沖縄戦の経過)
第2部 「沖縄人スパイ説」を砕く(よみがえる「沖縄人スパイ説」
日本軍による住民虐殺事件24例
「沖縄人スパイ説」の現場
誰が「スパイ説」を全国に流したのか
太田實海軍司令官最後の電文「沖縄県民カク戦ヘリ」
「沖縄人スパイ説」の源流
沖縄系二世通訳兵たちが果たした役割)
第3部 沖縄戦の研究ノートから(「万国津梁の鐘」に刻まれた22の弾痕
「鉄の暴風」の光景
ソテツ地獄
島くとぅばの反戦歌「艦砲喰ぇー残さー」
島田知事と「台湾米」のナゾ
和泉知事の「汚名」の真相
戦前の本土役人が描いた「沖縄人像」
「従軍慰安婦」問題の現場から
戦艦大和はなぜ出撃したか)
エピローグ=「沖縄の心」とは?

著者紹介

大城 将保 (オオシロ マサヤス)  
沖縄戦研究者・作家。1939年、沖縄県玉城村(現南城市)に生まれる。沖縄史料編集所主任専門員として沖縄県史の編纂にたずさわった後、県教育庁の文化課課長、県立博物館学芸課長等をへて、県立博物館長をつとめる。沖縄戦研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)