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戦国時代は何を残したか 民衆の平和・神仏への思い・自然開発

出版社名 信濃毎日新聞社開発局出版部
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-7840-7366-5
4-7840-7366-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 300P 19cm

商品内容

要旨

日本の歴史のターニングポイントであった戦国時代が今を生きる我々に残したものは何か。歴史学者が問いかける現代の課題とは。今こそ、華々しさが優先する“戦国時代観”を変えるときが来ている。

目次

第1章 モノとしての民衆(川中島合戦に見る戦争の実態
戦乱が生み出す奴隷たち
どのように人を売り買いしたのか
人身売買の否定)
第2章 戦乱からどう身を守るか(山に逃げ込む
自ら戦う民衆
寺に逃げ込む
法と裁判の整備)
第3章 神仏との深い結び付き(戦いの場での神仏
誓いの場
民衆とともにあった神仏)
第4章 自然への畏怖の変化(襲い来る自然
食料難と人々の知恵
開発の時代)
終章 現代に続く戦国時代の課題

著者紹介

笹本 正治 (ササモト ショウジ)  
1951年山梨県出身。77年名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。同大文学部助手を経て、84年信州大学人文学部助教授、94年同大教授。2009〜14年同大副学長。16年〜長野県立歴史館館長。専門は16世紀を中心とする日本史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)