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行為論からみる社会学 危機の時代への問いかけ

出版社名 晃洋書房
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-7710-3355-9
4-7710-3355-2
税込価格 3,520円
頁数・縦 242P 22cm

商品内容

要旨

いまこそ行為論を問い直す。行為論の社会学的起源をたどるとともに、危機の時代における「行為論のフロンティア」を切り拓く。

目次

序論 危機と社会的行為論―社会理論における社会的行為論の位置とその今日的意義
第1部 社会的行為論の展開(ヴェーバー「理解社会学」の基礎構造
社会現象学序説―生活世界の構造と言語の問題)
第2部 行為論の理論系譜(危機と“忘れられた行為者”―シュッツ・パーソンズ問題を問い直す
社会的行為論の構造―理論と社会の相対化
ゴッフマン理論とガーフィンケルのエスノメソドロジー―相対的理解をめざして)
第3部 社会の危機と死の行為論―行為論のフロンティアをめざして1(“死”の行為論―人称的世界において“死”はどのように現象するのか
社会的世界の時間的構成―喪のある景色)
第4部 国家としての行為論―行為論のフロンティアをめざして2(行為論から見た国家―ヴェーバー『社会学の根本概念』から国家を考える
相互行為論と社会学的国家論の交点とその先―琉球/沖縄からの社会学理論的展開へ)

著者紹介

中村 文哉 (ナカムラ ブンヤ)  
1963年生まれ。立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学・立命館大学)。現在、山口県立大学社会福祉学部教授
鈴木 健之 (スズキ タケシ)  
1961年生まれ。法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学・法政大学)。現在、立正大学文学部社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)