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患者さんの主観的体感とリハ治療 レジェンド冨田昌夫×サバイバー小林純也

シリーズCROSS REHA

出版社名 三輪書店
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-89590-704-0
4-89590-704-X
税込価格 4,950円
頁数・縦 150P 26cm

商品内容

要旨

患者さんが感じていることを、セラピストがどう共感して、治療を展開していくのか!?理学療法士となって45年冨田昌夫のリハビリ治療のすべてがここにある!熟練セラピストと脳卒中経験者のPTがガチンコで挑んだ!

目次

第1章 概論
第2章 評価
第3章 治療
第4章 自己管理プログラム
第5章 Clinical Training『足が引っかからずに、速く歩けるようになりたい』
第6章 対談―治療セッションを振り返って

著者紹介

冨田 昌夫 (トミタ マサオ)  
藤田医科大学客員教授/森ノ宮医療大学客員教授、理学療法士。1968年、茨城大学工学部電子工学科、1975年、国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院卒業。神奈川リハビリテーション病院、スイスバレンツ病院などを経て、2003年より藤田保健衛生大学衛生学部看護学科教授、2004年、同衛生学部リハビリテーション学科教授。2008年、同医療科学部リハビリテーション学科教授、同大学院保健学研究科教授に就任。2012年、同大学医療科学部リハビリテーション科、同大学院保健学研究科客員教授(2018年10月藤田医科大学、医療科学部は保健衛生学部に名称変更)。2012年、佛教大学保健医療技術学部客員教授、2017年、同大学客員教授退官、同年、森ノ宮医療大学客員教授、2020年、株式会社ALTURA顧問就任、教育アドバイザー。科学的理論と積み重ねてきた臨床知を融合させたリハ治療を提供し続けてきた熟練理学療法士。計測を中心とした研究も行い、妥協をゆるさない効果あるリハ治療の構築を探求し続けている。長年にわたり開催されてきた実技講習を通して、技術とセラピストとして患者さんへ臨む姿勢を後進に伝えてきた冨田氏を、師とあおぐセラピストは多い
小林 純也 (コバヤシ ジュンヤ)  
旭神経内科リハビリテーション病院/一般社団法人脳フェス実行委員会代表/NPO法人日本脳卒中者友の会/認定理学療法士(脳卒中)。1982年、福岡県生まれ。高校卒業後、プロボクサーを目指し日々練習に没頭していたが、プロテストの直前、シャドーボクシング中にジムで倒れる。病名は脳梗塞。運動麻痺、感覚障害、運動失調、高次脳機能障害と多様な症状を経験する。懸命なリハビリで社会復帰を果たし、ボクシングも再開する。引け目を感じていた「障がい」を「強み」に変えるため、理学療法士を志し、2013年、理学療法士免許を取得。現在は脳卒中経験者と健常者が並列関係で創り上げる大人の文化祭「脳卒中フェスティバル」の代表を務める。脳卒中経験者の主観を伝え、障がいを体験することのできる講習会「脳卒中患者だった理学療法士が伝える、本当の事」は、医療・介護識者・学生など受講者の職種や臨床経験にかかわらず評判が高く、日本全国で講演依頼が後を絶たない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)